肥 満
 
定    義 肥満とは身体の脂肪が普通の人より過剰に蓄積した状態を言います。
肥満の原因 消費するカロリーよりも多くのカロリーの食物を摂ると、体内に脂肪として蓄積されて肥満となります。
肥満の判定 脂肪の直接の測定は複雑で困難なので、体格指数<Body Mass Index)として算定し判定されます。

BMI=体重(kg) ÷ { 身長(m) x 身長(m) }
BMI=22を標準体重、BMIが25以上を肥満、BMIが30以上を高度肥満と判定します。

例)身長168cm(1.68m)、体重73kgの人のBMIは

 BMI=73 ÷ { 
1.68 X 1.68 } = 25.8 となり肥満と判定されます。

BMI=22 が標準体重と決められた理由は、大阪大学の徳永氏らによって、男女共にこのBMIの人達が最も病気になる確立が低いことが明らかにされたからです。


【 BMI 】   = 体重kg ÷ 身長mの2乗
 (体重・身長欄に半角数字で入力後、計算ボタンを押してください)
【標準体重】 kg = 身長mの2乗 X 22
 (身長欄に半角数字で入力後、計算ボタンを押してください)
肥満の人達が各疾患にかかる確率は肥満でない人と比べると!!
糖尿病 約5倍 高血圧 約3.5倍 痛風 約2.5倍
心疾患 約2倍 関節障害 約1.5倍
(肥満・肥満症の指導マニュアル<第2版>日本肥満学会編集委員会編)


■肥満の予防
T)
まず自分の運動量に対して必要なカロリーを知ることが大切です。
必要なカロリーの計算方法(職種別)
事務仕事などのデスクワーク 25〜30kcal X 標準体重
製造・加工業・販売員・幼児のいる専業主婦 30〜35kcal X 標準体重
農業・漁業・建設作業 35〜40kcal X 標準体重
林業・プロスポーツ選手 40kcal以上 X 標準体重
例)身長170cmの人の場合
標準体重は63kgですから、デスクワーク程度の生活活動強度では必要なカロリーは
63X25=1575kcal ということになります。
【必要なカロリー】kcal = 標準体重kg X 職種別kcal
(標準体重・職種別欄に半角数字で入力後、計算ボタンを押してください)
U)次に大切なことは、各種食品に含まれるカロリー数を知ることです。
といっても全ての食品のカロリーを覚えることはとても出来ませんから、おおざっぱな目安を覚えるとよいと思います。

メニュー カロリー数
朝 食 食パン1片6枚切り(160)、卵1個(80)、牛乳1合(110)、バナナ1本(80) 430kcal
昼 食 カレーライス(600) 600kcal
夕 食 牛ロース100g(200)、ポテトサラダ(160)、ビール中1本(200)、ご飯1膳(160) 720kcal
1日の総カロリーは1750kcalとなります。
つまり身長170cmのデスクワークをする人では、この例のような食事ではカロリーオーバーとなり肥満に向かうということになります。

肥満の成因は過食、摂食パターンの異常(「ながら喰い」、「気晴らし喰い」「イライラ喰い」、「不規則な食事時間」「欠食」)、運動不足、遺伝と言われています。逆に言えば、過食を避け、摂食パターンに気を付けて、適度な運動をすることが肥満の予防になると言えます。

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